2014年10月23日

古天神 俳句

夜のカフェー孤独の月が友となる

阿蘇を背に青を突き刺す芒立つ

人会わぬ里の道にて熟柿踏む

熟柿より夕陽の赤の破れ出す

コスモスは矜恃を胸に風を受く

ゆっくりと熟柿の落ちて空曇る

コスモスの揺らげる庭の廃墟かな

村里の廃屋の庭芒立つ    



  古天神 井崎
posted by 風のテラス 古天神 at 16:02 | Comment(0) | 風のテラス便り
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