
2月15日(土) 雪の古天神


宿の坂に約40センチの雪が積もり車は降りられません


まず人の通る道の除雪



やっと人の通る道を除雪

雪に埋まった宿

2月17日(月)溶けかかった雪にまた雪が降り始めました





2月14日に佐賀から宿に帰る予定でいましたが、小国の地元の方から雪がひどくファームロードは通れないから帰らない方がいいと連絡を下さり、1日佐賀で待機して15日に宿へ向かいました。息子に用事があったので別府まで行かねばならないのですが、高速は湯布院〜別府が通行止め。あの区間は雪や霧でよく通行止めになる区間なのでいつかは遭遇するのかと危惧は持っていました。先週の10日(月)も別府に用事で行ったのですが、このときは急に九重〜別府間が通行止めになっていました。仕方なく一般道に回されたのですが、今回と同じように雪が積もっていたのです。私の車は4駆でスタットレスを装着していたので雪道も走れたのですが、何の案内もなく雪道の一般道に回されたノーマルの車は何台もスリップして動けなくなっていました。事故も発生していて車はストップしたままで長い列がつながっていました。私は車が進まなかったので塚原高原経由で別府にたどり着きました。いつもの時間の倍以上がかかりました。立ち往生している車にパンの差し入れをしないと遭難しかねない大変な状況でした。警察に連絡したところ別府警察署が向かっているとのことで、救援には向かいませんでしたが、おなじような状況が関東地方で起こっているようです。政府の救援や当局の対応が鈍いのが気になります。
北国の人の雪かきを九州では、大変だなと人ごとのように見ていましたが、実際に約40センチ程積もった雪かきは並大抵の労力でないことが筋肉痛に悩まされて分かりました。1週間も経たない内の大雪に小国での山の中の生活の厳しさを思い知らされました。明日の朝の宿の坂にも雪が降り積もるようです。冬の雪景色も眺めるぶんにはいいのですが、まだ雪に閉じこめられた人々がおられるのが心配です。
26年2月17日
古天神 井崎