2019年11月01日

露天風呂です
露天

ドローンのカメラで露天を撮影しました。
posted by 風のテラス 古天神 at 17:00 | Comment(0) | フォトギャラリー

2015年03月10日

DSC_1344.jpg
宿の露天の横にふきのとう

DSC_1345.jpg

DSC_1348.jpg

DSC_1357.jpg
宿の上にかかる橋から雪のわいた山

DSC_1360.jpg
近くの公園から

DSC_1365.jpg
ベアーさんに登る山道から

DSC_1368.jpg
冬の青い空を背景に立つくぬぎ等の雑木

DSC_1369.jpg

DSC_1372.jpg
宿の隣の小高い牧草地から

DSC_1375.jpg
牧草地の向こうの

posted by 風のテラス 古天神 at 21:28 | Comment(0) | フォトギャラリー

2015年01月06日

DSC_1323.jpg
今年も時松さん制作の門松
DSC_1343.jpg
浮羽の種の隣の注連飾り
DSC_1324.jpg
JA朝イチで買った鏡餅
DSC_1327.jpg
薪ストーブ
DSC_1328.jpg
年末年始は大雪で宿も雪に埋もれました
DSC_1339.jpg

DSC_1341.jpg

DSC_1335.jpg

DSC_1331.jpg

DSC_1334.jpg
お客様には雪の露天を楽しんでいただきました
DSC_1342.jpg
宿の番犬 キロロの小屋も雪の中

平成27年1月  

古天神
posted by 風のテラス 古天神 at 22:03 | Comment(0) | フォトギャラリー

2014年04月11日

DSC_1139.jpg
露天のもみじもうっすらと緑
DSC_1146.jpg
姫リンゴ
DSC_1152.jpg
ブナ
DSC_1161.jpg
露天の下の散策路のゼンマイ
 
DSC_1167.jpg
コナラの新芽
DSC_1170.jpg
本館横につくし
DSC_1174.jpg
露天の下の散策路にスミレの群生
DSC_1176.jpg
露天の下の福寿草
DSC_1177.jpg
水ぬるむ露天そばの蛭石川
DSC_1178.jpg
露天のそばのモミジ 葉を開く寸前
DSC_1179.jpg
あじさいの若葉
DSC_1180.jpg
姫リンゴ
DSC_1181.jpg
葉を開かないとまだ何か分からない いちょうの幼木
宿の春26年DSC_1183.jpg
宿の近くの散策コースのスミレ
宿の春26年DSC_1184.jpg
同じコースに黄スミレが咲いていました
宿の春26年DSC_1188.jpg
黄スミレの群生
宿の春26年DSC_1190.jpg
ワラビ菜もたち始めました
宿の春26年DSC_1193.jpg
だらの芽

26年4月12日
古天神 井崎


posted by 風のテラス 古天神 at 12:40 | Comment(0) | フォトギャラリー

2014年02月17日

26年雪の写真DSC_1082.jpg
2月15日(土) 雪の古天神
26年雪の写真DSC_1084.jpg

26年雪の写真DSC_1083.jpg
宿の坂に約40センチの雪が積もり車は降りられません
26年雪の写真DSC_1085.jpg

26年雪の写真DSC_1087.jpg
まず人の通る道の除雪
26年雪の写真DSC_1089.jpg

26年雪の写真DSC_1091.jpg

26年雪の写真DSC_1093.jpg
やっと人の通る道を除雪

26年雪の写真DSC_1094.jpg
雪に埋まった宿
26年雪の写真DSC_1097.jpg
2月17日(月)溶けかかった雪にまた雪が降り始めました
26年雪の写真DSC_1098.jpg

26年雪の写真DSC_1101.jpg

26年雪の写真DSC_1104.jpg

26年雪の写真DSC_1102.jpg

26年雪の写真DSC_1105.jpg

 2月14日に佐賀から宿に帰る予定でいましたが、小国の地元の方から雪がひどくファームロードは通れないから帰らない方がいいと連絡を下さり、1日佐賀で待機して15日に宿へ向かいました。息子に用事があったので別府まで行かねばならないのですが、高速は湯布院〜別府が通行止め。あの区間は雪や霧でよく通行止めになる区間なのでいつかは遭遇するのかと危惧は持っていました。先週の10日(月)も別府に用事で行ったのですが、このときは急に九重〜別府間が通行止めになっていました。仕方なく一般道に回されたのですが、今回と同じように雪が積もっていたのです。私の車は4駆でスタットレスを装着していたので雪道も走れたのですが、何の案内もなく雪道の一般道に回されたノーマルの車は何台もスリップして動けなくなっていました。事故も発生していて車はストップしたままで長い列がつながっていました。私は車が進まなかったので塚原高原経由で別府にたどり着きました。いつもの時間の倍以上がかかりました。立ち往生している車にパンの差し入れをしないと遭難しかねない大変な状況でした。警察に連絡したところ別府警察署が向かっているとのことで、救援には向かいませんでしたが、おなじような状況が関東地方で起こっているようです。政府の救援や当局の対応が鈍いのが気になります。

 北国の人の雪かきを九州では、大変だなと人ごとのように見ていましたが、実際に約40センチ程積もった雪かきは並大抵の労力でないことが筋肉痛に悩まされて分かりました。1週間も経たない内の大雪に小国での山の中の生活の厳しさを思い知らされました。明日の朝の宿の坂にも雪が降り積もるようです。冬の雪景色も眺めるぶんにはいいのですが、まだ雪に閉じこめられた人々がおられるのが心配です。

26年2月17日

 古天神 井崎























posted by 風のテラス 古天神 at 22:28 | Comment(0) | フォトギャラリー

2013年01月04日

 明けましておめでとうございます。昨年は初めてのお客様やリピータのお客様が多く来て頂きありがとうございました。まだまだ至らない小さな宿ですが、お客様には喜んで頂き感謝致しております。今年もお客様のために精一杯おもてなししていくつもりですのでよろしくお願い致します。

DSC_0728.jpg
宿の簡素な正月飾り お米の飾りを珍しがられました
DSC_0735.jpg
門松は日田の「木の花ガルデン」から
DSC_0731.jpg
1月1日の有明の月
DSC_0736.jpg
3日振りに小国に出た帰りの寺尾野大橋からの夕陽
DSC_0745.jpg
宿の近くの小高い丘の上のビューポイントからの夕陽
DSC_0750.jpg
小高い丘の上のビューポイントの雑木林からの夕陽
DSC_0739.jpg
小国の至る所から雄姿を眺められる湧蓋山 北里柴三郎記念館の近くから
DSC_0741.jpg
3日深夜に雪をかぶった湧蓋山
DSC_0744.jpg
宿の近くの公園から

25年1月4日
古天神  井崎




posted by 風のテラス 古天神 at 15:43 | Comment(0) | フォトギャラリー

2012年12月24日

今年は寒い冬になりました。昨年の12月はそんなに寒くはなかったのですが、今年はもう既に2回目の雪となりました。外気温は零下5度まで下がり真冬の寒さです。小国に雪の予報が出ていなかったので、お越し頂いたのですが、やはり雪の山道は慎重に判断しなくてはならないことを反省しました。お越し頂いたお客様、ホワイトクリスマスの雪景色を楽しんで頂きましたが、お帰りになる24日の朝のファームロードではタイヤがスリップされてご迷惑とご心配をおかけしました。通りかかった地元の青年が声を掛けて下さり、車の後ろを押してもらいなんとか除雪した道までたどり着かれました。街では華やかな雪のクリスマスがにぎわったようですが、ここ小国では雪を楽しむためにはそれなりの、装備と準備が必要なことを知らされました。

DSC_0694.jpg

DSC_0695.jpg

DSC_0691.jpg

DSC_0690.jpg

DSC_0678.jpg

DSC_0676.jpg

DSC_0686.jpg

DSC_0688.jpg

DSC_0692.jpg

DSC_0684.jpg

24年12月24日

古天神 井崎











posted by 風のテラス 古天神 at 21:45 | Comment(0) | フォトギャラリー

2012年11月06日

DSC_0634.jpg
      紅葉の露天

DSC_0635.jpg

DSC_0625.jpg

DSC_0631.jpg
       寺尾野大橋からの雲海

DSC_0632.jpg

DSC_0637.jpg
       薪ストーブに火が入りました

DSC_0638.jpg
       薪ストーブの炎で冬の夜も・・

DSC_0639.jpg
      紅葉に染まるもみじの露天
DSC_0641.jpg

    24年11月7日

















posted by 風のテラス 古天神 at 23:07 | Comment(0) | フォトギャラリー

2012年11月03日

DSC_0618.jpg
    下城の大銀杏も黄色く色づきました
DSC_0619.jpg
    11月4日はちちこぶ祭り地元の皆さんの手で催されます
DSC_0616.jpg
    樹齢1200年にもなる大銀杏のライトアップ
DSC_0612.jpg

DSC_0605.jpg
    宿の露天もやっと色づいてきました
DSC_0607.jpg
    
DSC_0610.jpg
     テラスからの紅葉
DSC_0622.jpg
    本館レストランに待望の薪ストーブが入りました
DSC_0621.jpg
    寒い冬が待ち遠しくなりました


posted by 風のテラス 古天神 at 22:40 | Comment(0) | フォトギャラリー

2012年10月27日

DSC_0429.jpg

DSC_0454.jpg
    宿近くにある岳の湯温泉の湯煙
DSC_0491.jpg
    彼岸花
DSC_0467.jpg
    月の音のテラス
DSC_0483.jpg
   阿蘇の森の赤牛
DSC_0590.jpg
   宿の玄関前の白木は既に紅葉しました
DSC_0592.jpg
   紅葉間近のもみじ
DSC_0594.jpg
    紅葉し出した銀杏
DSC_0597.jpg

DSC_0599.jpg
   
DSC_0601.jpg
   寺尾野大橋からの夕景 宿の近くのビューポイト
DSC_0593.jpg
   あと10日したら紅葉が見頃になりそうです
DSC_0600.jpg

DSC_0602.jpg
もみじと満月近くの月
DSC_0603.jpg


     24年 10月 27日(土)
        
   


posted by 風のテラス 古天神 at 15:44 | Comment(0) | フォトギャラリー

2012年04月26日

DSC_0407.jpg
       夜の古天神 

DSC_0406.jpg
       夜の玄関 露天の紅葉にもライトアップしております
DSC_0404.jpg
      足下灯の灯りに浮かぶコナラ 

DSC_0403.jpg

DSC_0400.jpg
      新緑に包まれた宿

DSC_0397.jpg
      宿の看板がファームロード沿いにやっと立ちました

DSC_0429.jpg
     くつろぎの宿 風のテラス 古天神 

DSC_0394.jpg
     新緑の露天風呂

DSC_0389.jpg
     宿のテラスからの冬景色も緑に

DSC_0384.jpg
     宿泊棟前のコナラにも緑の若葉

DSC_0381.jpg
     秋のブナの紅葉も楽しみです
DSC_0379.jpg
      もみじの新緑に包まれる露天風呂

DSC_0377.jpg

DSC_0373.jpg

CIMG0935.jpg
      イチョウの幼木にも すでに公孫樹の形をした若葉
CIMG0929.jpg
 パラソルの下でくつろぐ宿の看板犬 キロロ


    24年5月9日
    古天神  井崎










posted by 風のテラス 古天神 at 22:36 | Comment(0) | フォトギャラリー

2012年04月12日

DSC_0334.jpg
小国に行く途中の寺尾野集落の小川 
DSC_0333.jpg
二段になった滝の流れ  夏は蛍が乱舞
DSC_0330.jpg
まだつぼみの蕗のとう
DSC_0329.jpg
蕗味噌と天ぷらにしました
DSC_0335.jpg
土筆の群落
DSC_0339.jpg

DSC_0340.jpg
岳の湯の湯煙 古天神おすすめスポット
DSC_0341.jpg
蒸気で野菜も蒸せます
DSC_0342.jpg
やはり温泉には湯煙が
DSC_0344.jpg
スミレの群落
DSC_0345.jpg
 
DSC_0347.jpg
小国 西里の熱田神社前のわき水不思議なことに手を浸けたら温かいのです 
DSC_0350.jpg
どこからか温泉が流れ込んでいるのか

   24年 4月 12日(木)
   古天神 井崎



















posted by 風のテラス 古天神 at 22:29 | Comment(0) | フォトギャラリー

2012年01月10日

24正月DSC_0268.jpg 
 寒くはございませんでしたか とねぎらいの言葉をお掛けしたところ 冬は寒くて当たり前 夏は暑くて当たり前 先日お泊まりになられたお客様の言葉。この寒さや 何もない殺風景な冬枯れの景色にこそ奥深い魅力を感じると言って下さるお客様に救われています。この地ではこの言葉が生きています。冬は特に1.2月の頃は厳寒の気温となります。昼間でも最高気温が5度くらいまでしか上がらない日もありますし、最低気温は零下10度位まで下がる日もあるようです。

 寒さに弱い私が果たしての地でやっていけるのかと心配していましたが、寒さには慣れるようです。室内は暖房があるし、室外も防寒の服さえ着れば、また体を動かせば寒さをさほどには感じません。佐賀の地では昭和30年代の本当の冬の寒さを知っている者にとって、今の佐賀の冬の方がどこかがおかしいと感じていたのでした。この地では冬が冬らしい季節となるのです。もちろん、この小国も30年代はもっと厳しい冬だったはずですが、佐賀から出かけた人間にとっては小国の冬は 冬そのものでした。
 
 また佐賀の地での冬を味気なくしていたものの一つは、雪景色が滅多に見られないことです。朝起きて一面真っ白な雪景色には寒さを忘れて見とれていました。あのころは家の周りはほとんどが貧相な建物と田圃しかなかったのですが、暫しの間生活感を隠してくれて、幻想の世界に浸れたものです。軒先に降り積もった新雪を母親が茶碗にすくって、砂糖をかけて食べさせてくれたものです。あのころまでの田舎の雪は大気汚染もなく食べられたのです。真似をして東京の大学時代にやってみたらとたんに腹をこわしました。田舎の雪は本当の純白だったのです。宿にも待望の雪が降りました。お客様をお迎えする前だったのでどうなるかと心配しましたが、ご宿泊の頃までには大方消えてしまいました。雪の露天は堪能して頂きたかったのですが、雪道の心配もしていたのでした。国道等は除雪もするようですので大丈夫ですが、お越しの節は雪道用のスタットレス等の装備をお願い致します。

 宿での初めての正月を迎えました。注連縄を飾り、佐賀でいつも搗いてもらっているホームラン堂さんの餅を昆布と裏白の上に鏡餅 盛り米の上にダイダイと葉付き小ミカンに干し柿を飾りました。なんとか正月らしさを整えて、大学から帰省した二人の息子とお屠蘇で新年を取りました。宿での正月をどのように迎えるのか、どのように過ごすのかとまどいながらも煮すぎた雑煮に文句を言われながらも、初めての宿での正月を過ごしました。

 大晦日には例年は年越しそばを作るのですが、子供達のリクエストで年越しパスタにしました。大晦日にパスタを食べるのは佐賀に居たら多分しなかったと思います。お客様にも事変わった料理をお出ししているのでいいのではと言う、女将の言葉に後押しされて地元の時松さんちから仕入れているほうれん草と阿蘇神社近くのクララハム工房のベーコンを使った、トマト味ベースのほうれん草のパスタで年越しをしました。長年行っている慣例が伝統になるのですが、それを破ることには抵抗もありました。いつもと同じ事を続ける営みが文化の基層を作っていくのですから、それを中断することに対する後ろめたさの意識も心のどこかにもありました。しかしながら、農業を代々やっていた家の長男が佐賀の地を離れて、小国で宿をやることがそもそも今までの習わしから外れているのですから、年越しのパスタが在ってもいいのではと自分に言い聞かせて、大晦日の夜に厨房の片隅を4人で囲ってフォークを使いました。

 常識めいたことに縛られるのはなるだけ避けようとしている自分の中にも、その一方では文化を形成する習わしを大事にし、伝統を尊重しようという姿勢も持ち合わせている事に年越しパスタで気づかされました。周りも自分も大晦日は年越しそばが当たり前だったのです。それを息子は難なく、何の執着なく飛び越えるのです。それが習わしに束縛されていない若い世代であり、また新たな文化を創っていく試行錯誤の原動力でもあるのです。習わしに従うのが安易でもあるし、それを守り続けていく事にも労力を要します。生活が惰性に流される無自覚な習わしだけには懐疑的にならざるを得ませんが、新たな習わしを作る姿勢だけは持ち続けるつもりです。

 12月の31日の大晦日に日本中で年越しそばを食べるという、いつもと同じことをする習わしを壊すことに対する抵抗がどこから来るのかを考えたら、今までと違ったことをして訪れる不運や不幸に何となく不安を覚えるために、新たなことをすることにためらいがあるようです。大晦日に1年の締めくくりとして年越しそばを食べないと新年を迎える気がしないというのもありますし、本来の由来を大事にして続けるというのもありますが、平穏無事を願う心理がいつの間にか常態化して堅い殻を作っていくのも事実です。それが習わしとなり代々受け継がれて伝統となるのですが、しかしながら、その習わしの殻に籠もっている内に、その世代全体を取り残して時代が進んでいくのも厳しい現実といえます。自分の中でも周りでも、知らず知らずの内に埃が溜まっていくように束縛される、不安の怯えの呪縛にだけは囚われたくはありません。

 標高700メートルの暮らしを日常は感じません。生活の場はあくまでも少し起伏の多い平地ですが、散歩等でその場を離れて遠くの山々を眺め、宿を振り返るとその高さを実感します。散歩コースには今は冬枯れの景色のみで、クヌギが枯れたままの葉を付けススキも枯れてうなだれています。建物は何一つない本当に山々だけの間に、遠く沈みゆく夕日の残像が空を紅く染めていく夕暮れの美しさを見られることも散歩の時間に発見しました。阿蘇の山の景色の良さは牧草地が多く見られるからのようです。昔この地は開拓者によって拓かれたようで、山の中で牧畜を飼育し、炭焼きを生業とした小屋等も在ったようです。今より寒い厳しい冬を粗末な山小屋で過ごす苛酷な生活の歴史がこの地には刻まれているようです。この宿の地名である「ふるてんじん」の集落には以前は人も住んで居たことが在るようです。現在はこの宿のみが存在するのですが、ここの場所を切り拓いた人たちの存在は忘れないようにするつもりです。この地の開拓者達は何ものにも囚われずに、過酷な困難を乗り越えて新しいこの地を造ってきたのですから。


平年なら新しい年が平穏無事であることを切に祈りつつと

 正月らしい言葉で終わりたいのですが 

 平穏無事を神任せ・人任せには出来ないほどに政治も経済も

 生活も

 難題が山積みしているこの時代こそ

 東北大震災の被災者のことを忘れず 被災者の苦しみに

 寄り添いつつ

 皆様の元気にいくらかでも貢献できる宿を目指します

 厳寒の空でも輝く月を これからの険しい道の指標として


 
24正月DSC_0254.jpg

24正月DSC_0256.jpg

24正月DSC_0257.jpg

24正月DSC_0270.jpg

24正月DSC_0273.jpg

24正月DSC_0274.jpg

24正月DSC_0276.jpg

24正月DSC_0277.jpg

24正月DSC_0278.jpg



2011年1月10日
風のテラス 古天神 オーナー 井崎


この文を補足している11日午後10時現在の
外気温は零下2度ですが、深夜には
零下10度くらいまで下がる
予報がでています。何となく楽しみですが
午前3時頃に起きる自信はありません。

寒々とした南の中天の空には凛とした満月。




  
posted by 風のテラス 古天神 at 14:31 | Comment(0) | フォトギャラリー

2011年11月19日

23年秋 紅葉DSC_0227.jpg

23年秋 紅葉DSC_0226.jpg

23年秋 紅葉DSC_0224.jpg

23年秋 紅葉DSC_0222.jpg

23年秋 紅葉DSC_0217.jpg

23年秋 紅葉DSC_0216.jpg

23年秋 紅葉DSC_0215.jpg

23年秋 紅葉DSC_0214.jpg

23年秋 紅葉DSC_0213.jpg

23年秋 紅葉DSC_0199.jpg

23年秋 紅葉DSC_0198.jpg

23年秋 紅葉DSC_0197.jpg

23年秋 紅葉DSC_0196.jpg

23年秋 紅葉DSC_0195.jpg

23年秋 紅葉DSC_0194.jpg

23年秋 紅葉DSC_0188.jpg

 12月3日の大島麻池子と川上トリオのジャズライブはおかげさまでほぼ定員に達しました。まだ席にゆとりがございますので、ご希望の方は早めにご連絡下さい。

 今年の古天神の秋はすっきりしません。毎週末ごとに雨が降りますので、宿泊のお客様にはさわやかな秋を満喫していただいたかどうか分かりません。本来であれば、秋が深まり紅葉も色とりどりに山を色づかせるはずですが、写真でも分かりますように。真っ赤な紅葉になりきらず、すでに枯れ果てて落ち葉となってしまっているものもあります。野山の木々たちも身につける衣服を冬支度にして良いのかどうか、とまどっているようです。気温が一気に冷え込まないと美しい紅葉には染まらないようですので、残念ながら今年の紅葉は期待外れでした。

 しかしこの山里に住んでみますと、秋が確かに進んでいくのは分かります。緑一色だった山の景色が次第に赤や黄に変わっていくのを、ある日ふとしたときに気づくほどにゆっくり移ろっていくのです。山の色彩が豊かになって、山里の生活を実感し、また冬が近いことを知らされました。

 明日もお客様をお迎えしますが、この雨が上がる夜明けから気温が急激に下がり、最低気温はマイナス13度も下がり1度か2度の予報が出ていますので、体が付いていけそうにありません。一気に冬の気温になるとは、木々同様に体の支度が出来そうにありませんので明日の朝はどうなることやらです。これも標高700メートルの季節とともにある山里の宿の生活の装いかも知れません。

       11月19日
  
       古天神 井崎





posted by 風のテラス 古天神 at 22:15 | Comment(0) | フォトギャラリー

2011年09月12日

 待望の露天風呂が完成しました。モミジの群落の中 せせらぎを間近に聞き 開放感あふれる露天風呂 いくつも露天を手がけている松平さんも会心の出来映えと満足されていました。

 湯船の石組み一つ一つにも考え抜かれた技が光っていました。京都の石庭とはいかないまでも、石庭にも負けない哲学的な石組みには感心させられます。入浴されるお客様の視線の先の景観やゆったり感を十分に味わえる露天となっております。 

DSC_0138.jpg
      秋の11月初旬頃は紅葉の中での入浴

DSC_0144.jpg
      外構が未整備なので宿の正面より

      テラス側からの方が今は風情があります

      緑の中に 宿が 埋もれています

DSC_0145.jpg
      この季節までは ゆっくりテラスでくつろげます

      
      渓流の音も飛び込んで来ます


      手すりはつけない方が景観を楽しめる

     
      という意見が多いのですが      

DSC_0141.jpg

         今の季節は加温なしの源泉かけ流しで

         オープン前の慌ただしさを暫し忘れて

         朝 昼 晩 と 温泉三昧

         硫黄のにおいの上には中秋の名月

         秋始まる 古天神
                          23年 9月 12日

                          古天神 オーナ 井崎
posted by 風のテラス 古天神 at 21:08 | Comment(0) | フォトギャラリー

2011年08月11日

CSC_0145.jpg

DSC_0117.jpg

DSC_0041.jpg
posted by 風のテラス 古天神 at 11:50 | Comment(0) | フォトギャラリー

DSC_0046.jpg
古天神自慢のテラスです。

DSC_0036.jpg
寝室は小上がりの和風ベットとなります

DSC_0039.jpg
お部屋のリビングの一角の床をあげて、掘り炬燵風の作りとなります。

DSC_0050.jpg
お風呂からも、お部屋からでも、森と小川を眺められます。


posted by 風のテラス 古天神 at 11:47 | Comment(0) | フォトギャラリー

2010年12月26日

DSC_0010.jpg
 23日の木曜日、今年最後の打ち合わせに行って来ました。寒波襲来の予報が出ていたので冬支度で出かけましたが、この日まではそんなに寒くなく肩すかしを食ったような、ほっとしたような気分で行って来ました。宿泊棟の外観には表側とサイドには黒のガルバを使い、一部ポイント的に朱のガルバを挿入しアクセントを付けました。残りの大半はモルタルの塗り壁とし、彩色は乾燥してからということで、来年に落ち着いた配色の色を決定します。

 室内は徐々に工事が進んでおり、部屋の空間が整いだしました。本館も外観をどの素材にするか検討し、木質の素材に似せた外壁材を貼ることにしました。壁の色彩は、周りの自然と宿泊棟との配色を調和させる色調にするつもりで、ダークブラウンを選択し、一部にポイントの色を置いたり、モルタルの塗り壁を使う予定です。全体的にシックな渋い大人の宿を目指していますので、ファームロードから下って来られたお客様が視覚的に期待を膨らまされることを目指しています。宿に着かれたときに、まずは宿と本館の外壁に目をやられて想像をあれこれと巡らされ、期待通りなのか予想と違うのかはお客様の想像にお任せして、宿泊棟に入られてからの室内のあつらえは期待に背かない内装にしていく予定です。

 室内に入られてから多分想像ですが、先ほどは内部のことを言いましたが、まっさっきに驚嘆されるのは広い開口をとったテラスからの眺めではないでしょうか。特に何か際だった景色が見えるわけではありません。ただ、山の景色が見えるだけです。その山の景色が遠景としてではなく、身近な、宿泊されたお客様が独り占めされた景色として見ていただけるのです。打ち合わせに行くたびに何かを感じていたのは、他人のような景色ではなく自分のために存在している景色だからだったと、気づいたのでした。

 以前の山は杉が植えられており、山の景色に風情が感じられなかったのです。だから他人のようなよそよそしい景色だったのです。そこを牧野組合さんから譲っていただき、杉を伐採して小国町の森林組合さんに依頼をしてコナラ・クヌギ・もみじ等の落葉広葉樹を植えていただいたのでした。山が明るくなり、山が個性を主張しだしたのです。山もただ一つの樹種ではなく多様な木々を育んでこそ、山に表情が出てくることを発見したのでした。その表情が宿泊棟の広い開口部から目の中に飛び込んでくるのでした。まだ低木で暫くは成長を楽しみに、雑草の山の景色になりそうですが、四季の変化を重ねていくうちにドングリの山になり、樹木と植物と鳥や動物が、そして人間が共生できる山になることを願っているのです。

 A棟で北里さんと打ち合わせを行っているのですが、静かなのです。これまで聞こえていた何かが無いのです。北里さんに言われて気づきました。向こうの山との間を流れている小川の瀬音が聞こえないのです。開口部の広い透明の引き戸を開けると、耳に飛び込んできました。瀬音はペアー硝子の窓に遮断されていたのです。その威力は聞いていましたが驚きました。確かに冬の山の中では夏と違い、瀬音が遮断されて、しーんと静まりかえった景色こそが冬の魅力の一つのようです。

 次回の打ち合わせは次男のセンター試験の済んだ2月となりそうです。
                                 22 12 26
posted by 風のテラス 古天神 at 23:41 | Comment(0) | フォトギャラリー

2010年12月06日

010.jpg
寒い雨の中12月2日、打ち合わせに行きました。やはり12月の古天神ともなれば、前回の山にあった紅葉はすでに葉を散らし冬の景色に代わっていました。殺風景な冬景色の中にしっとりととけ込んで、落ち着いた宿の壁の色が目の前に現れました。和のモダンな宿にしたいという希望にぴったりの色の壁がついていました。山の色は単色となりました代わりに宿の壁が色づきました。まだ、足場等が残っているので宿全体の外観の様子は1月頃となるようですが、ご期待下さい。設計の北里さんの配色のセンスに感謝しています。雨の寒い中でも大工さんや左官さん達は黙々と着々と仕事を続けられていました。ご苦労様です。

 本館の上では北里さんとこれからの工事の段取りや、熊本のドリームプランの大倉さんと宿泊棟に備える浴衣やアメニティー等の打ち合わせを行い、たくさんのアドバイス等もいただきました。これから宿を経営する者とっては、何もかもが始めてで余りにも用意するもの準備するものややることが多すぎて頭を痛めていたので、大いに助かっています。お客さんのためには可能な限りのサービスや、上質のサービス、多様なプラン等をご提供出来るよう努めていきたいと思っております。

 宿泊棟の内部の工事も徐々に進んでいます。だだ広かった空間に壁が建てられ窓が付き、風呂に浴槽の基礎が付き、次第に部屋らしい間取りが整いつつあります。山と小川の景観を部屋の中から目一杯楽しんでもらうことと、部屋のリビングでゆっくりくつろいでもらうことを重要な宿のコンセプトにしているので、お客様には充分満足していただけるとおもいます。

 車のタイヤをスタットレスに履き替えて、12月中旬に今年最後の打ち合わせに行く予定をしています。そのときには宿泊棟すべてに壁がついているようなので楽しみです。

12月は寒くなる予想ですので、雪が心配ですが、雪もこの古天神では大事な景観の一つ、冬景色の一つと考えています。雪の露天風呂は温泉宿の魅力の一つです。
                                 22 12  6
018.jpg

001.jpg





posted by 風のテラス 古天神 at 22:52 | Comment(0) | フォトギャラリー

2010年11月11日

 
DSC_0029.jpg
 忙しくて打ち合わせに行けず、やっと1ヶ月振りに古天神に行きました。本館には黒いガルバの屋根が乗り、隣では温泉を掘り当てていただいた産興の後藤さんが井戸を掘っておられました。後藤さんには久しぶりにお会いし、温泉が出たときの感激がよみがえってきましたが、お元気そうで何よりでした。オープン開始前には水中ポンプや温泉を汲み上げるパイプの点検が必要とのことでした。

 まず、露天風呂を造っていただく松平さんと風呂の位置等を確認しました。当初は宿の前にある大きな岩の周りに造る予定でしたが、宿の前では落ち着いて風呂に入れないだろうということで、宿泊棟の横に変更しました。そこには、もみじの群落があり、この日は真っ赤にもみじが染まっていたので、真っ赤な紅葉の中で川の音を聞きつつ露天に入るイメージを想像しただけでも楽しくなりました。

 設計の北島さんとは宿泊棟の外壁や寒い冬の暖房をどうするか検討しました。外壁の色はセンス良い配色をしていただいた、仕上がった段階での写真を楽しみにしていただここととします。暖房については、寒い冬が長いこの地でのお客様が快適に過ごしていただくことを第1に考えて電気式の床暖房を取り入れることにしました。

 外壁の工事が終わったら、次は内部の工事にはいるとのことです。寒い冬の工事に大工さん達も大変でしょうが、時間を掛けてじっくり検討を重ねながらお客様の満足を達成できるように、工事は少しずつ進んでいますのでご期待下さい。   22 11 11(木)

DSC_0022.jpg



 
posted by 風のテラス 古天神 at 23:04 | Comment(0) | フォトギャラリー

2010年10月20日

DSC_0227.jpg 


秋晴れの10月14日(木)、簡単な棟上げと大工さん達の慰労を兼ねて出かけました。小園川に架かるファームロードワイタの古天神橋の上まで来ると、宿の姿が見えてきます。

宿泊棟は以前のままで、外観までで工事がストップしています。内部の間取り等の調整をおこなっているためです。そして、入り口の近いところにフロントとレストルームが入る本館が立ち上がっていました。

大工さん達は忙しそうに屋根の上や骨組みの柱のところで仕事をされていました。設計の北里さんの案内で中に入り、レストルームの場所や厨房、フロントの場所を教えてもらいました。

レストルームは結構広く、3組様のお客様にはゆっくりお食事を楽しんでもらえるようです。まだまだ、具体的な形は出来てませんので、北里さんと相談しながら内部の間取りを詰めていくつもりです。

レストルームから外を眺めると秋の色が濃くなっていました。次は11月に出かけて、宿泊棟や本館の外壁の色を決めたりする予定です。
posted by 風のテラス 古天神 at 19:55 | Comment(0) | フォトギャラリー